開発ストーリー
福山商事(株)は2020年にHi-MOMO開発者である福山氏によって設立されました。
福山氏は福山商事以外に、30年以上に渡り、重設会社を経営しています。
外での作業が多かった福山氏は、雨の日にレインウェアを着て作業を行う不快さを身に染みて感じていました。
そして、急な通り雨が降ってきたある日、近くにあった気泡緩衝材をガムテープで貼り合わせレインウェアに仕立てて着てみたところ、ガムテープの隙間から衣服内に風が入り、いつものレインウェアよりとても快適だということに気が付きました。
この体験から、レインウェアに換気用の開口部を開けることを思い付き、この快適さをみんなに知ってもらいたい一心で、製品化に向けての挑戦を始めたのです。

福山氏は開発当初、レインウェア製作の知識などありませんでした。
しかしそんな事で諦められるほど軽い気持ちで始めたわけではありません。重設の仕事をこなすかたわら、毎夜ミシンを動かして試作品を作ったり、誰しもが快適さを感じられるようにする為には、開口部をどこに付ければ良いのか、位置を3mmずつズラしながら確認したり…
そしてそれが本当に効果があるのか証明するために、様々な専門機関・研究者の方々と協力しながら研究・開発を進めていき、15年の歳月を経て商品化に至りました。
このレインウェアの良さを世界中の人に知ってもらいたい。
これまで協力してきてくれた仲間たちに恩返しがしたい。
そして地元岡山から新しい産業を生み出したい。
そんなたくさんの想いが詰まった、こだわりの製品です。